外国人と住宅ローン

日本の住宅ローン基礎知識

日本の住宅ローンについて、種類や金利、返済パターンなど最低限知っておかなくてはならない基本的な知識を説明します。


◆公的ローンと民間ローン
公的ローンには、フラット35、財形住宅融資、自治体融資などがあります。このうち誰でも利用可能なのがフラット35です。
民間ローンには、銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、JA(農業協同組合)、ノンバンク(信販、クレジット会社など) が提供するローンがあります。


◆金利

・固定金利型
全返済期間を通じて一定の金利で固定されています。長期固定の場合、金利が高いのが一般的です。代表的なのはフラット35ですが、民間ローンでも長期固定金利のものが登場してきました。

・一定期間固定金利型
返済期間のうち、当初数年間の金利が固定で、固定金利期間が終了するとその後は変動か固定かを選択します。金利固定期間は1年から20年程度まであり、固定期間が長いほど金利が高くなっていきますが、期間内の金利はフラット35よりは低くなります。

・変動金利型
金利を固定せず、元本にその時の金利を反映させて返済額を決定します。一般的には半年に一回の見直しで毎月の返済額を決めていきます。急激な金利の変化で返済額が大きく変わらないよう、5年間は返済額を変えないという決まりがあります。市場の影響を受けやすいデメリットがありますが、変動金利が一番低く設定されています。


◆返済方法について

・元利均等方式
毎回の返済額が一定になる方式です。内訳の元金と利息の比率が支払いごとに変わり、回が進むにつれて元金の比率が上がっていきます。支払額が一定なので計画が立てやすいのですが、初めのうちは返済額のほとんどが利息で占められ、元金がなかなか減らないデメリットがあります。

・元金均等方式
毎回の返済額のうち、元金部分を一定に固定する方式です。一定の元金に対して利息を上乗せするので、毎回返済額は変わります。確実に元金が減るので、同じ条件なら元利金等方式に比べて払う利息が少なくて済みます。しかし最初のうちは返済額が大きくなるというデメリットがあります。また、金融機関によってはこの方式を採用していないところもあります。

・ボーナス時併用
ボーナスの併用は、上記2つの方法どちらにも追加することができます。ボーナス併用を利用すると毎月の返済額を少なくすることができますが、最近はボーナスは業績連動というところも多く、当てにしすぎると危険です。一般的に住宅ローンではボーナス返済の割合が決まっています。フラット35では借入額の40%以内、民間ローンでは50%以内が普通です。


◆必要経費
住宅取得のための経費と住宅ローンを組む際の経費など、合わせて200万円から300万円が必要と言われています。それに加え、頭金2割を用意しておくと安心です。(「永住権以外の審査基準」参照)

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