外国人と住宅ローン

繰り上げ返済の活用

繰上げ返済とは、毎月返済している金額とは別にまとまった金額の返済をすることです。
ローンを少しでも早く完済するには繰り上げ返済が有効になります。繰り上げ返済は元本が大きく減るので、利息の支払額を大幅に節約する効果もあり、全体として返済額を縮小することができるのです。
日本の住宅ローンは全般的に繰り上げ返済を奨励しているものが多く、繰り上げ返済に関して手間や手数料を省くサービスを設けているものがたくさんあります。住宅ローンを選ぶ際には、この点にも注目して検討することをお薦めします。


◆繰り上げ返済の仕組み

繰り上げ返済には「全額繰り上げ返済」と「一部繰り上げ返済」があります。一般的に繰り上げ返済と言われているのは「一部繰り上げ返済」のことです。その仕組みを説明します。

繰り上げ返済の資金はすべて元金に充てられます。元金が減ることにより、利息も再計算され額が少なくなります。これにより返済計画も立て直しになるのですが、その際、2つの計算方法から選ぶことになります。

返済期間を短くしたい場合は「期間短縮型」を選びます。これは、毎月の支払額は今までとほぼ同額にすることで、元金の返済率が上がり結果的に返済期間が短縮されるというものです。利息的にメリットが大きいのはこちらです。
しかし、そのときの家計の状況によって毎月の返済額を減らしたいというときは「返済額軽減型」を選びます。返済額軽減型は、住宅ローンの借り入れ期間を今のままにしておくことで、1ヶ月あたりの返済額が少なくなる仕組みです。

繰り上げ返済は早い時期に実行したほうが、利息の軽減や期間の短縮などの効果は高くなります。


外国人の場合、預金については利息の高い海外の金融機関などの情報に詳しい方も多いでしょうから、貯蓄と返済、どちらに資金を回すか考えどころとなるかもしれません。ただし、海外口座からの国内への送金は課税対象となりますので、その点は留意してください。

 

関連記事