外国人と住宅ローン

永住権以外の審査基準

一般的な住宅ローンの場合、永住権以外に、外国人にだけ特別に設けられている基準というのは(建前上は)ありません。外国人向けローンや「外国人のお客様にも」と銘打っている場合は、条件が明記されています。

主な基準を紹介しますが、基本的には外国人だからというよりは、住宅ローン全般でほぼ同じような基準が設けられています。外国人向けローンで一番違うのは、審査基準ではなく金利でしょう。永住権がなくても借りられる住宅ローンの場合は、金利が一般の住宅ローンよりも高く設定されていたり、金利タイプが選べなかったりするようです。

以下、一般的な審査基準を紹介します。


・日本に居住する人

・申し込み時年齢20歳以上65歳未満、完済時80歳まで

・年収(最低でも300~400万はほしい)

・勤続年数(少なくとも3年以上の勤務実績が必要です。)

・金融機関指定の保険に加入できる人

・日本語でのコミュニケーションが可能な人(英語や多言語可の場合もあります。)

・返済負担率(住宅ローン+他のローンの合計が年収に占める割合)の目安30%以下

・物件の価値(建築基準法に適合した物件か、中古の場合は築年数など)


☆上記の条件プラス、頭金として物件価格の20%程度を用意していることを条件に提示してくる金融機関もあります。外国人を遠まわしに断る手段とも言われていますが、本来は日本では一般的に『頭金は20%用意』というのが安全な住宅ローンの定説になっています。ですから、頭金20%を用意できれば、永住権のない外国人でも相談できるということのようです。

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